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2025.06.07
現場日記,塗装の豆知識,塗装のコラム
屋根に穴が!原因は・・・
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こんにちわフジタ塗装です。

先日屋根塗装をご依頼いただいた現場が完工しました。
セキスイハイムの折半屋根のこちらのお宅。
現地調査の時の状態です。

セキスイさんの建物は金属部分に塩ビ鋼板が使われており、経年で塩ビ被膜が捲れ下地に錆が発生していました。


セキスイあるあるなので捲れた塩ビ被膜を除去し、塩ビ用の下塗りを塗装してから上塗りをしてあげればOKなのですが・・・
四角で囲った部分

金属の屋根にぽっかり穴が!

塩ビ被膜の下にある金属がなくなり塩ビ被膜だけが残った状態に・・・
穴の下は軒樋の落とし口があり竪樋が接続されていました。
竪樋の始末は地中に埋設されており、すぐ横に浄化槽・・・

浄化槽は【塩素】を使って殺菌・消毒をします。
浄化槽で使用した【塩素】が竪樋を上気し、塩ビ鋼板を裏側から腐食させたと考えられます。
耐久性の高いガルバリウム鋼板でも塩素は腐食させてしまうため、ステンレスで補修をしました。
調査から施工まで半年ほど時間がかかったため穴は拡大して軒先だけでなく、躯体の方まで腐食が進んでいました!




補修後に下塗り

上塗り1回

上塗り2回で仕上げて

完成!

雨樋の近くに浄化槽が設置されているお宅は高確率で屋根が腐食しているケースが多いです。
こちらのお宅も・・・


進行してしまうと屋根本体まで腐食が進んでしまいます。
ご自宅の屋根の状態が気になられる方はお気軽にお問合せ下さい。
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